【イラスト初心者向け】力加減ナシに線に強弱を付ける方法

イラスト

皆さん絵を楽しんで描いていますか?
今回は
【イラスト初心者向け】力加減ナシに線に強弱を付ける方法
を紹介していきたいと思います。


はじめに

今回はこちらのイラストを加筆修正する形でやり方を説明したいと思います。

完成品

線画のみ

塗りでごまかしていますが線画にすると線にメリハリがありません。

次に加筆修正後をお見せいたします。

完成品(加筆修正後)

線画のみ(加筆修正後)

線画にしてもメリハリがあるのがおわかりいただけるかと思います。

修正前と修正後の比較
完成品

線画のみ

印象がだいぶ変わったのではないかと思います。

ちなみに今回紹介する方法は

“作画の時短”

にもなります。

では次にやり方の説明です。


筆圧を使わず線に強弱を付ける

線の強弱、皆さんはどのように付けていますか?
筆圧対応のブラシでやるのが一般的かと思われます。

ですが今回は
筆圧非対応のブラシ

でやって行きたいと思います。

ステップ1.筆圧非対応のブラシで線画を描く

まずは筆圧非対応のブラシでラフを清書します。
今回筆者はミリペンブラシで清書しました。
今後の工程もこのミリペンブラシで行います。

ステップ2.線を太らせる

画像.1

画像.2

キャラクターの下側(影になる部分)の線を太らせます。
画像.2の黒い線が太らせた部分です。

画像.3

画像.3の青い線が太らせた部分。

画像.4

ちょっとやっただけで印象が変わったと思います。

では次にもっと具体的に線を太らせる箇所を説明します。


線を太らせる箇所

画像.5

赤い線(垂直のライン)と青い線(水平のライン)が描いてあります。

水平ラインより下側が”影になる部分”と定義しています。

水平ラインから垂直ライン
“深い角度”で”構図の下側”

の線を太らせます。

逆に

水平ラインから垂直ライン
“浅い角度”で”構図の上側”

は太らせません。

水平ラインと垂直ラインを移動させて太らせる箇所を探す

画像.6

画像.6は胸の部分の線を太らせています。

垂直ラインから向かって左の線は“角度が深く構図の下側”ので線を太らせています。

垂直ラインから向かって右は“角度が浅く構図の上側”ので線を太らせていません。

これらを踏まえて作業を進めて行くと・・・


こうなります。

作画の時短になる理由

今回の方法は一旦全体を清書してその後に線にメリハリを付ける方法ですので
“ラフをそのまま線画に使う”
と言う方法に近い事が出来ます。
筆者はラフも割としっかりした線で描くので時短になっています。
そして
“気をあまり使わずに線画作業出来る”
のもメリットです。

最後に

今回は
【イラスト初心者向け】力加減ナシに線に強弱を付ける方法
を紹介させていただきました。

このような筆者自身が”絵を描いて気付いた事”を今後も共有できればと思います。

なお私は美術の学校に通ってた身ではないためこの記事は
プロの方々の解説を理解するための”足掛かり”として活用していただければと思います。

最後にここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

使用キャラクター:東北ずん子・ずんだもんProject より ずんだもん

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